ツール・ド・東北 2015、第3回大会開催決定…新コース設定で多くの参加目指す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ツール・ド・東北 2015、第3回大会開催決定…新コース設定で多くの参加目指す

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ツール・ド・東北2014のようす
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河北新報社とヤフーは、東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北」の第3回大会となる「ツール・ド・東北 2015」を2015年9月13日(日)に開催する。

「ツール・ド・東北」は、東日本大震災の復興支援のために開催される自転車イベント。大会を10年程度継続することを目指し、変わり行く被災地の様子、東北が誇る美しい自然、旬の食材など、東北の「今」を肌で感じながら、震災の記憶を未来につなげていくことを目的としている。

■新たに気仙沼市をスタートとする片道コース

第3回大会となる「ツール・ド・東北 2015」においては、大会をきっかけとして人が訪れる地域を広げ、より広範に大会がもたらす経済効果を波及させるために、これまでの4つの周遊コースに加え、新たに気仙沼市をスタートし石巻専修大学(石巻市)をゴールとする片道(ワンウェイ)コースを設ける。

■上級者に限らない、より多くの人が参加できるようなコース

過去2大会は石巻専修大学をスタートゴール地点とする4つの周遊コース(60km、100km、170km、220km)を設けていたが、石巻市から距離の離れた南三陸町や気仙沼市を折り返し地点とする170kmと220kmの長距離コースに参加できるライダーは上級者が多くを占めていた。しかし今回、片道コースを設けることで、上級者に限らず、より多くの方に南三陸町や気仙沼市を走行することができるようになる。

なお、2013年11月3日に開催した第1回大会では、1,316名のライダーが駆け抜け、
翌年9月14日に開催した第2回大会では、2,959名のライダーが参加するなど、例年参加者は増加傾向にある。

■事業収益

大会の詳細は4月に発表予定。また、出走エントリーや「ツール・ド・東北 クルー」(大会運営ボランティア)の募集は5月に開始予定。事業収益は、被災地における自転車の普及や自転車関係の社会インフラ整備向けの助成に充当する。
《大日方航》

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