27日のリバプール戦で相手DFエレム・カンの足首を踏みつけたとして、チェルシーのジエゴ・コスタが3試合の出場停止を科された。
マンチェスター・シティのペジェグリーニ監督は、これがコスタにいい変化をもたらす切っ掛けになってくれればと話す。
「ペジェグリーニ監督(以下敬称略):彼は偉大な選手だし、とても重要な選手だ。自身の個性を持っている、簡単な個性ではないが。こちらが有利になる材料にしようと言っているのではなく、今回の処分が彼に今後いい変化をもたらす機会になればと思う。本当に素晴らしい選手なのだから、あのようなことをする必要はないんだ」
首位攻防戦となるチェルシーの試合について聞かれると「とても重要な試合だが、優勝を決定する試合ではない」と慎重に答えた。
「ペジェグリーニ:この後も勝ち点45以上を稼げるだけの試合が待っている。数年前を思い出してほしい。このクラブはマンチェスター・ユナイテッドに、一時は勝ち点8差をつけられながら逆転でタイトルを獲ったんだ。サッカーでは何が起こるか分からない。とても大事な試合だし、彼らとの差をできるだけ早く縮めようとすることが重要だ」
チェルシー加入後すぐゴールを量産し、優れたプレーヤーであること証明したコスタ。一方でプレーが荒いとの批判は常に付きまとい、今回そうしたダーティーな部分が問題化してしまった。
《岩藤健》
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