ツアー・ダウンアンダーのシーズンになると会場付近に登場する大きな自転車。そこに書かれた文字「Be Safe Be Seen」は自転車を安全に楽しんで乗るための決まり言葉とし定着した。
自転車が増えれば、事故も多くなってくる、その事故から身を守るための基本が「Be Safe Be Seen -安全に、見えるように-」。
特に自転車は、自動車の死角に入りやすく、また天気の悪い日などはドライバーからは見えにくくなるもの。それらを防ぐためにも自転車へライトをつけたり、自らが明るい色を身に着ける。
通勤時に蛍光色のベストなどを身に着けるサイクリストが多くなってきているのは自分の身を自ら守るという意識の表れだろう。
アデレードでのツアー・ダウンアンダーは、観戦だけではなく、安全なサイクリングを広めるためのイベントでもある。
ワールドチャンピオンになったAnna Mearesが安全に自転車に乗るためのノウハウを動画で紹介している。自分の自転車ライフを再確認してより安全なサイクリングを楽しみたい。
《Photographer Asami SAKURA》
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