UniSAオーストラリアから出場したジャック・ボブリッジは、2015年ツアー・ダウンアンダーを盛り上げた地元オーストラリア人のひとりだった。
第1ステージで優勝し、総合首位のオーカージャージを2日間着用すると、その後は逃げに乗って山岳ポイントを稼ぎ、最後は山岳賞ジャージを獲得した。
最終日となる1月25日の第6ステージは、チームメイトのスティール・ボンホフのステージ2勝目をアシストしようとしたが、終盤の集団落車に阻まれてしまった。
ボブリッジは「僕はクラッシュしなかったけど、クラッシュの後ろに取り残されてしまった。最後のスプリントではボンホフを手助けしたかったら、残念だね」と振り返る。
しかし、レース全体を通しては自らの走りに満足している。
「でも、この一週間はすばらしかった。これ以上は望めなかったよ」
ボブリッジは1月31日にメルボルンでアワーレコードに挑戦する。4km個人追い抜きの世界記録を持つボブリッジだが近年は成績に恵まれなかっただけに、このダウンアンダーで得た勢いをもとに新たな新記録樹立に期待がかかる。
同じくダウンアンダーで総合優勝と活躍し、2月8日にアワーレコードに挑戦するローハン・デニス(BMCレーシング)にプレッシャーをかけられる記録を残せるか注目だ。
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