2015年ツアー・ダウンアンダー第4ステージ、ゴール前の集団落車を切り抜けたスティール・ボンホフ(UniSAオーストラリア)がステージ優勝に輝いた。ボンホフは、同じく第1ステージを制したチームメイトのジャック・ボブリッジに感謝した。
「ボブリッジが僕を守ってくれた。彼は『我慢しろ、我慢しろ』と言っていた。僕は彼を信じ、彼がしかるべきところへと運んでくれたんだ」
ジャパンカップクリテリウムでも過去に2勝し、日本でもお馴染みのボンホフ。オーストラリア・クリテリウム選手権も2連覇したばかりで、スピードのあるスプリンターである。
過去2シーズン、ボンホフはワールドツアーチームのガーミン・シャープに所属していたが、チームがキャノンデールと合併したことで選手枠から弾き出され、今季はイギリスの小チーム、NFTOに移籍した。
このツアー・ダウンアンダーは、オーストラリア選抜チームとなるUniSAオーストラリアから出場。ワールドツアーレースでは、これが悲願の自身初勝利となった。
「僕の目標はワールドツアーに復帰することだ。今回、キャノンデールとガーミンの合併で僕は見放されたけど、今日のこの勝利が最高レベルに戻るのに役立つと思うよ」
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