ブリヂストンサイクルは、国内初のベルトドライブを採用した 通学用電動アシスト自転車「アルベルトe」の発表会および試乗会を、2015年1月19日に日本科学未来館にて開催した。当日はイメージキャラクターの女優、大友花恋さんを招待しての発表会となった。
■多種多様な電動アシスト自転車への需要の高まり
近年の原油高の高騰による影響や世界規模での環境志向、健康志向の高まりを受けて、電動アシスト自転車の需要が高まっているという背景や、通学において学生の電動アシスト自転車の需要が拡大しているという要素があり、今回の「アルベルトe」の販売へと繋がったと商品企画課の瀬戸慶太さんは話す。
■国内初「ベルトドライブ+電動アシストシステム」
製品は、国内初となる、ベルト駆動を採用した通学用電動アシスト自転車。具体的には、本社で新たに開発したフロントモータードライブ(前輪)と、本社が得意とするベルトドライブ(後輪)を組み合わせた、両輪駆動の「BS デュアルドライブ」を搭載。この2つの駆動が悪路に強い走行性能を実現させている。
■パワフル、悪路に強い、下り坂で安全
従来の電動アシスト自転車では、ハブやチェーンの耐久性により上限(道路交通法でアシストする速度が時速24kmまでと決まっている)までアシストすることができなかったが、「BS デュアルドライブ」ではほぼ上限までアシストすることができる。また、少ない力でブレーキをサポートする下り坂にも安心な"ブレーキアシストシステム"、前輪の空転を検知しアシストをストップする"スリップ制御システム"など、画期的なシステムを採用しているのも特徴。
発表会に参加した佐藤社長も、「アルベルトeの強いところは、なんといってもパワフルで、悪路に強く、下り坂でも安全なところです。」と自信を覗かせた。
■賢い頭脳があるからこそ、筋肉がその優秀さを発揮することができる
さらには、「賢い頭脳があるからこそ、筋肉がその優秀さを発揮することができる」と瀬戸さんが語ったように、各機能を最大化するパワーコントロールデバイス「Think Box」が「アルベルトe」には搭載されており、各種のセンサーによって走行状態を把握し、状況に応じたパワー出力をモーターに指示する。これによって、バッテリーの状況が常に把握され、適切な電力管理と安全を確保することができる。
販売は2月下旬からの予定。
《大日方航》
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