過去数年間、ツール・ド・フランスで総合順位を上げてきたオランダのローレンス・テンダム(チームロットNLジャンボ)だが、34歳となった2015年シーズンにさらに上位を目指すのは難しいと考えている。
まず2015年前半の目標について、テンダムは2つのレースを挙げた。
「ツアー・オブ・カリフォルニア(アメリカ)とカタルーニャ一周(スペイン)はすばらしいレースだ。そこを走るときは、最高レベルの成績を残せるように全力を尽くすよ」
一方、ツールでは2011年総合56位、2012年総合28位、2013年総合13位、そして昨2014年は総合9位と初めてトップ10に食い込み、毎年着実に順位を上げてきた。しかし、テンダムは年齢的な衰えは隠せないと覚悟している。
「だけど、またひとつ年をとって少し衰えてきているんだ。シーズン開幕にはもう少し努力が必要だ。ツール・ド・フランスが最大の目標。過去数年は、毎年順位を上げてきた。今年もそれが目標だ。でも、僕は現実的だ。34歳で順位を上げるのは不可能だとわかっているよ」
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