【ウェアラブルEXPO】タッチせずともゲートが開く!ハンズフリー人体通信システム「elefin」のデモ機が展示 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ウェアラブルEXPO】タッチせずともゲートが開く!ハンズフリー人体通信システム「elefin」のデモ機が展示

ウェアラブル ビジネス
より小型化した端末も商品化に向けて開発中とのこと。写真は参考展示されていた腕に巻くタイプのもの《撮影:小菅篤》
  • より小型化した端末も商品化に向けて開発中とのこと。写真は参考展示されていた腕に巻くタイプのもの《撮影:小菅篤》
  • 「elefin」を使った入退ゲートのデモを行っていた日本信号ブース《撮影:小菅篤》
  • ハンズフリー人体通信システム「elefin」の特徴と動作原理に関する説明パネル《撮影:小菅篤》
  • 「elefin」で使うカードホルダ。ここに既存の入退用のICカードを入れることでハンズフリーでの入退が可能《撮影:小菅篤》
 日本信号は「ウェアラブルEXPO」にて、既存のICカードシステムと人体通信システムを連携させた「elefin(エレフィン)」を利用した入退ゲートのデモ機の展示を行っている。

 従来なら読み取り端末にかざす必要があったICカードを、専用のカードホルダに入れて体に身につけて、「踏む」「触る」「座る」だけで入退ゲートが開くというのが、このデモ機の特徴だ。

 原理としては、フロアアンテナにのることで、人体をおおっている電界を通して、ICカードのデータを通信するというもの。

 セキュリティシーンでは、食品工場などの入退管理に使えば、フードディフェンスと作業の効率化、手を使わないことで衛生面の保持が可能。オフィスビルなら、エレベーターに設置することで来訪者に対して許可していないフロアへのアクセスを事前に防ぐことが可能となる。マンションでもエントランスや玄関に設置することでキーレスエントリーが行える。

 「elefin」のシステム構成は、フロアアンテナ、コントローラ、カードホルダ。現在発売中で、今後はこのシステムを応用したり、小型化していくことでセキュリティシーンのみならず、レジャーシーンにも訴求していきたいとのこと。
《小菅@RBBTODAY》

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