NTTデータは、メガネ型のコンピューターであるスマートグラスの企業活用で必要となる、キーボードを必要とせずにスマートグラスで文字入力を実現するAR入力技術を開発した。
スマートグラスをはじめとするウェアラブルデバイスの業務活用が期待されている。スマートグラスはキーボードやタッチパネルを持たないため、作業結果や認証における暗証番号等の入力ができないという課題があった。
開発した入力技術は、スマートグラスのディスプレイに表示された情報を、利用者のジェスチャーによって選択し、カメラで取り込むことで暗証番号などの文字を入力可能とするもの。キーボードやタッチパネルなどによる入力とは異なり物理的な入力の痕跡を残さず、他者からののぞき見も防止でき、従来よりも高いセキュリティでの入力を実現する。
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