1月7日、コパ・デル・レイ5回戦のファーストレグでアトレティコ・マドリードとレアル・マドリードが対戦。アトレティコが本拠地でレアルに2-0で勝利した。
この試合で、アトレティコは控え選手を先発させながらもレアルに勝利。ファンからは、名将シメオネ監督への称賛が相次いでいる。
「レギュラーが出ている時と同じように、守備がとても固かった。シメオネ監督の戦術が浸透している証拠だね」「アトレティコはレアルほど有能な選手層が厚いわけじゃないけど、この試合をみると、サッカーにおける戦術の重要性がよくわかった」「今やグアルディオラやモウリーニョと肩を並べる名将だもんな」「後半とか、攻撃も守備も連動性がすごく良かった。アトレティコはどの選手が出ても力が落ちないんじゃないか」などとシメオネ監督の采配を絶賛。
また、この試合では先日復帰したばかりのフェルナンド・トーレスも先発で出場。チームメイトとの呼吸が合わない場面も度々みられたが、古巣に戻ったからか動きに躍動感もみられた。シメオネ監督も「彼は力強くスピードがある。今日は少しずつ動きも改善されていった」と今後のトーレスの活躍に期待。
もはや、レアルとバルセロナの2強時代とはいえないほどアトレティコの存在は大きい。
リーグ戦では古豪バレンシアも好調だが、リーガの優勝争いを俄然面白くするのは、やはりアトレティコだろう。
《浜田哲男》
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