1月7日、ソフトバンクの摂津正投手がヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年棒4億円で更改した。
昨季は二桁勝利を挙げて先発投手としての最低限の役割は果たしたものの、10勝8敗という成績に本人は納得していない。今年は先発候補として松坂が加入したこともあり、摂津は「ライバルも増えたし、ローテーションに入れるように頑張りたい」と今季へ向けて意欲を語った。
例年の成績よりも下回ったこともあり、「昨年はなんとか10勝はしたが、明らかに打線のおかげ」「摂津といえば制球力。作シーズンは乱れていた気がするし、そこを立て直せばエース候補であることには間違いない」「去年あたりから球威が急激に落ちてきた気がする。それでもやってくれないと困る投手」と、ファンからも厳しい声が多数。
日本球界でもメジャーリーグでも実績のある松坂は加入したが、ここ数年の出来を考えれば、まだまだ未知数。西武時代の投球をイメージしているファンの期待に応えられるかは定かではない。やはり、ソフトバンクで安定度抜群の実績を残してきた摂津にかかる期待は大きい。摂津がシーズンを通して活躍できれば、ソフトバンクの連覇も自ずと近づいてくるだろう。
《浜田哲男》
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