米国メディアは現地1月3日、オリオールズのショー・ウォルター監督が、ブルージェイズからフリーエージェントになっているコルビー・ラスムスと直に面談すると伝えた。
2005年にカージナルスからドラフト1巡目指名を受けたラスムス。大器と期待されたが充分に答えられたとは言えず、本人としても不本意なシーズンを過ごしてきた。2014年シーズンは打率.225、18本塁打、40打点の成績。
オリオールズはトレードでパドレスのセス・スミス獲得を狙っているとも伝えられてきたが、スミスはマウアーとのトレードでマリナーズに移籍。外野の1枠を埋めるためラスムスを最優先で調査してきた。
指揮官自ら直接面談を申し込んだのは素行面を気にしてのことだ。問題児としても有名なラスムス。チームの和を乱さないかは、集団競技では時に個人の能力よりも重要になる。
日本人選手の来季にも関わってくる動きだけに「問題なしなら入団させるのか?イチロー、青木選手は…?」「なんでラスマスと交渉しとんねん」「監督と殴り合いにでもならなければ決まりだろう」と、日本のファンも気にかけている。
イチロー、青木に加えてメジャー挑戦に向け動いている鳥谷など、日本人選手には難しいオフとなった。
《岩藤健》
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