世界91カ国のスポーツ記者が投票したAIPS・国際スポーツプレス協会のアスリートオブザイヤーにバイエルンミュンヘンのマヌエル・ノイアー(ドイツ)が男子部門で選出された。
ノイアーは得票率14.84%となる601票を獲得。2位は537票(13.26%)でテニスのロジャー・フェデラー(スイス)、3位は518票(12.79%)でサッカーのクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)。
ノイアーはFIFAワールドカップを制したドイツの正ゴールキーパーで、シャルケ時代から内田篤人の親友として知られる。「前に出すぎ!」と批判されながらも11人目のフィールドプレイヤーとして広範囲なポジショニングを誇り、現代サッカーにおけるゴールキーパーの役割を確立したと評価された。
女子アスリートオブザイヤーは米国のテニスプレーヤー、セレーナ・ウィリアムズ。2位にバイアスロンでソチ五輪3冠のダリア・ドムラチェワ(ベラルーシ)、3位にクロスカントリースキーのマリット・ビヨルゲン(ノルウェー)。
チーム部門はサッカーのドイツナショナルチームが1位。日本勢として唯一ノミネートされていたバドミントン男子は3位以内に入れなかった。また大会運営部門はFIFAワールドカップ・ブラジル大会が選出され、ツール・ド・フランスは3位以内に入れなかった。
《山口和幸》
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