12月25日、阪神の岩田稔投手が兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改に臨み、1400万円増の年棒6000万円でサインした。
今季は22試合に登板して9勝8敗の成績。貯金は稼げなかったが、防御率はリーグ2位の2.54と奮闘した。開幕から1軍に帯同できなかったことを悔やむ岩田は「来年は開幕から1軍にいたい」と意気込み。
これに対して、「開幕に出遅れたとはいえ、以降はローテーションをしっかり守っているんだし、もう少し上がってもいいような…」「岩田には毎年厳しくないか？」「確かに貯金は1つしかないけど、防御率を考えれば立派に1年投げ続けた。生え抜きの選手だし、もっと貰ってもいいと思う」など、岩田の活躍に対する球団の評価に対して、不満の声が多数。
ここ数年、岩田の投げる試合に打線の援護運の悪さがクローズアップされるなど、好投している割に勝ち星がつなかいケースが散見された。来季こそは打線の援護を受けて、勝ち星をのばしたいところだ。
いずれにせよ、岩田はエースの能見とともに先発ローテーションを回す上での貴重な左腕。来季も阪神の投手陣には欠かせない存在であることに間違いない。
《浜田哲男》
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