12月11日、阪神の大和外野手が契約更改交渉に臨み、1700万円増となる年俸6500万円でサインした。大和はセンターのレギュラーとして好守を連発、日本シリーズでもチームのピンチを何度となく救った。今回の交渉では「守備面を高く評価してもらった」と納得の表情。
プロ9年目で初となるゴールデングラブ賞も獲得し、リーグを代表するセンターの座に躍り出た。来季の目標は盗塁王という大和。そのためには打率.264に終わった打撃の向上も必要になる。
不動のセンターとして活躍した大和だが、「大和が3割打ってたら優勝しててもおかしくない」「もうちょい上がる思ったけど、夏場に打てなくなったからしゃーないか!」「打撃か安定してたらもうちょい上がったのかなー」と、来季はバッティングでも活躍してもらいたいという声が目立った。
6500万円の年俸には「阪神お金有り余っとるんだし、大和にどーんとあげてほしかったかな」「もっと年俸上げたれや」など、守備走塁を高く評価するファンも多くいた。
鳥谷のメジャー流出に備えショート再転向も視野に練習中の大和。来季のポジションはチーム事情次第になるが、2年連続ゴールデングラブ賞と盗塁王を目指し、早くも気合いが入っている。
《岩藤健》
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