マンチェスター・ユナイテッドのファン・ハール監督が、1月の市場でベルギー代表MFヤヌザイのレンタル移籍を検討しているとイギリス紙が報じた。
弱冠19歳のヤヌザイは、今季からチームを率いるファン・ハール監督のもと満足な出場機会を得られていない。前監督モイーズ政権下ではサイドアタッカーとして重用されるなど、マンチェスター・ユナイテッドの未来を担う新星として注目を浴びていた。
これを受けて、「若くてもベテランでも、アスリートは試合に出てなんぼ。ヤヌザイは才能もあるし、出れるところに移籍した方がいい」「ボールを持ちすぎてロストすることが多い。だけど、才能はすごく感じる」「モイーズには相当評価されていたけど、監督によりけりだね」「出場できるクラブで経験を積んでほしい。ドリブルもシュートも光るものがある」と、才能ある19歳の今後にファンは期待。
今季のマンチェスター・ユナイテッドは、今でこそ波に乗っているが、序盤はケガ人が続出するなど苦戦が続いた。資金力にものをいわせたディ・マリアやファルカオなどスター選手の大補強も一時は「パニック補強」と揶揄された。結果として余剰戦力となってしまった感のあるヤヌザイだが、果たして1月にどのような判断が下されるのだろうか。
《浜田哲男》
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