ナイロ・キンタナ（モビスター）が、母国コロンビアの年間最優秀スポーツ選手賞を2年連続で受賞した。12月9日に行われた表彰式では、2015年ツール・ド・フランスにかける意気込みも表した。
2014年はコロンビア人初のジロ・デ・イタリア総合優勝を達成したキンタナは、専門家の審査委員とファンによる投票で再び栄冠を手にした。
表彰式のスピーチでキンタナは「再びこの賞を受賞できて、とてもうれしいし、誇りに思います。毎年努力を続け、よりいい結果を出そうという決意がさらに高まります。特にいつもそばにいてくれる妻、娘、家族のみんなに感謝したい。コロンビアでもヨーロッパでも、ソーシャルメディアを通して僕を応援してくれるみなさんや、スポンサーやチームメンバーにもです」と感謝を表した。
さらに「長い1年を終えて努力が認められるのは、僕たちのようなスポーツ選手全員にとって本当に価値のあることです。ブエルタ・ア・エスパーニャでのクラッシュの後、今日ようやく勝利を祝福する手を挙げることができました。僕はみなさんにつらい思いをさせたくないし、ジロのときと同じようにむしろ感動的な叫び声を挙げさせたい。みなさんがピンク色に染まったのはとても感動的だったし、あらゆるメディアがこの美しい色で僕たちを応援してくれました。今年の偉業を来年も再現したい。今回はイエローです」と、2015年はツール・ド・フランス王者の証、黄色のマイヨジョーヌに挑戦することを宣言した。
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