ジャイアント・シマノは中国人初のツール・ド・フランス出場を果たしたジ・チェン(計成)と2年間の契約延長を結び、また新たにカレブ・フェアリーとフレドリック・ルドビクソンの2選手を獲得したことを12月5日に発表した。
ジャイアント・シマノは2015年からジャイアント・アルペシンとチーム名称を変更し、登録国もオランダからドイツに移る。
ジ・チェンは「このチャレンジを楽しみにしているし、チームの利益のために懸命に働きながら、キャリアの発展を続けられることを願っている」と抱負を語っている。
フェアリーは27歳のアメリカ人で、過去2年間所属していたガーミン・シャープからの移籍となる。フェアリーは「このチームが始まってから、彼らの選手育成の仕事のやり方に感銘を受けてきた。僕はキャリアで初めて複数の選択肢があったから、チーム内で僕が重視することに目を向けるチャンスがあったんだ」と移籍の理由について語っていた。
ルドビクソンは、20歳のスウェーデン人。ジャイアント・シマノ育成チームからの昇格となり、2015年は兄のトビアス・ルドビクソンともチームメイトとなる。今シーズン後半は練習生としてチームに加入しており、来季からの正式契約を勝ち取った。
ルドビクソンは「世界最高の選手たちがいるこのチームと一緒に走り、学ぶことを楽しみにしている。兄と一緒に走れることも、うれしいよ」と話している。
なお、チームはブリアン・ブルギャク(オランダ)、ロー・シーコン(マレーシア)と来季の契約を結ばないことも明らかにした。
《》