2015年のUCIワールドチーム発表、アスタナとヨーロッパカーはライセンス保留 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

2015年のUCIワールドチーム発表、アスタナとヨーロッパカーはライセンス保留

スポーツ 短信
アスタナ
  • アスタナ
  • ヨーロッパカー
  • UCIワールドサイクリングセンター
UCI(国際自転車競技連合)は、2015年のUCIワールドツアーライセンスを認可したUCIワールドチームを12月4日に発表した。

UCIワールドチーム(2014年まではUCIプロチーム)は、ツール・ド・フランスなどの3大ツールやビッグクラシックレースで構成されるUCIワールドツアーに全戦出場できる。ワールドツアーライセンスを取得するには、UCIのライセンス委員会によりチームの競技面、財政面、運営面、倫理面の基準を審査される必要がある。

2015年UCIワールドチームは以下の通り。スイスのIAMサイクリングがプロコンチネンタルチームから昇格し、ジャイアント・アルペシン(前ジャイアント・シマノ)は登録国がオランダからドイツへと変更になった。

AG2Rラモンディアル(フランス)
BMCレーシングチーム(アメリカ)
エティックス・クイックステップ(ベルギー、前オメガファルマ・クイックステップ)
FDJ(フランス、前FDJ.fr)
IAMサイクリング(スイス)
ランプレ・メリダ(イタリア)
ロット・スーダル(ベルギー、前ロット・ベリソル)
モビスター・チーム(スペイン)
オリカ・グリーンエッジ(オーストラリア)
チームキャノンデール・ガーミン(アメリカ、ガーミン・シャープとキャノンデールが合併)
チームジャイアント・アルペシン(ドイツ、前ジャイアント・シマノ)
チームカチューシャ(ロシア)
チームロットNLジャンボ(オランダ、前ベルキン)
チームスカイ(イギリス)
ティンコフ・サクソ(ロシア)
トレックファクトリーレーシング(アメリカ)

なお、アスタナ(カザフスタン)とチームヨーロッパカー(フランス)については、まだライセンス委員会による審査中のため、ライセンス発行が保留となっている。この2チームについては、ライセンス委員会は遅くとも12月10日までに決定を通知する予定である。

アスタナは所属選手の相次ぐドーピング容疑で揺れており、新城幸也が所属するチームヨーロッパカーはワールドツアーランキングが最下位で、スポンサーのヨーロッパカーが2015年限りで撤退することが決まっている。
《》

編集部おすすめの記事

page top