パーティ会場には、メジャーリーグのマリナーズ時代に同僚だったヤンキースのイチローや、同級生であり親友でもある清原和博氏ら約800人が集まり、佐々木氏は「野球界に育てられたので、これからは何かの形で野球界に恩返ししたい」と感慨深げなコメントを残した。
佐々木氏の野球殿堂入りに対しては、「佐々木さんおめでとうございます!」「参加メンバーがすごいな。ほんの10数年前の野球界をリードしてた選手たち」「東北高校時代から見てきたけど…おめでとう!」と祝福の声。
佐々木氏の現役時代といえば、「来るのが分かっていても打てない」「消える」といわれた伝家の宝刀フォークボールを武器に日米で活躍。通算381セーブを挙げた。

佐々木主浩氏 参考画像 (2003年5月17日)(c)Getty Images
98年には横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)の38年ぶりの日本一に貢献。大魔神の異名で長くチームを牽引した。マリナーズ時代には、佐々木が最終回に登場すると球場には「GAME OVER」の文字が表示されるなど、絶対的なクローザーとして君臨した。
日米の野球界に偉大な足跡を残した佐々木氏が、今後球界とどのような関係を持って行くのか、期待がかかる。