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ブレナン・ボッシュ(2014年9月26日)(c)Getty Images
ボッシュは2006年のドラフトで、デトロイト・タイガースから3巡目の指名を受け入団。マイナーでの課題を順調に消化し、2010年にメジャー初昇格。月間最優秀新人賞(ルーキー・オブ・ザ・マンス)も受賞したが、後半戦に調子を落とした。
2013年に放出されヤンキースと契約するが7月に解雇。今季はエンゼルスとマイナー契約を結び、4月にメジャー昇格したが27試合で打率.187と結果を残せずフリーエージェントになった。
レッズは今季オフ外野手の補強を熱心に行うと見られ、獲得リストには以前から青木宣親の名前も載っていると伝えられてきた。その青木は米国メディアが選ぶ"今季FA市場でお得な選手"トップ3に選ばれた。シーズン1本塁打とパワーはないが出塁率が高く、小技が使える器用な2番打者と高評価。
オフに入ってからのレッズは「ライトとセンターを守る選手はいる。レフトが欲しい」と公言。外野1枠を青木か、ジャイアンツからフリーエージェントになったモースかの、どちらかで埋めると見られていた。
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青木宣親(2014年10月11日)(c)Getty Images
しかし、ここにきてレッズが右翼手のブルースをトレードに出す動き見せ始めている。球団史上最高額となった今季の年俸を削減するための措置だが、守り慣れたライトの守備につきたい青木には追い風だ。
黒田、イチロー、青木と所属先が決まらない日本人を心配するファンは多く、「レッズ、獲ってくれ~」や「まだ日本人在籍したことないから 行ってほしいなあ」など、このままレッズ入団までいってほしいと期待している。