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トラックレースの花形と言われる6日間レースに7年ぶりに出場するカベンディッシュは、このレースのスペシャリストであるケイセとともにレース前日の17日に記者会見に臨んだ。チームから発表されたカベンディッシュのコメントは以下の通り。
・ヘント6日間レース前夜の心境は?
「ツール・ド・フランスとかと比べると、今はとてもリラックスしている。ツール・ド・フランスでは、シーズンのすべてをそこに向けて積み上げている。(しかし)7年ぶりの6日間レースでは、どうなるか予想できないんだ。だから、自分の状態がどうなのかという期待の方が大きい。1日目の夜が終わったらまた質問してほしい。どれだけ不安か話せるだろう。でも、今はどうなるか見守りたいだけなんだ」
・トラックとロードレースの違いは?
「1週間のステージレースに似ている。昼間ではなく夜にレースすること以外はね。少し長めに眠って、レース前に時間をつぶすんだ。トラックの方が少しリラックスしているよ」
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・1周の距離が短いヘントのトラックについて
「標準のオリンピックトラックは250mだけど、ここは166mだ。かなり小さいね。ここのようなショートトラックでのGフォースは、大きなトラックでは経験できないものだ。バンクに深く入り込むと、投げ出されてしまう。上半身も下半身も肉体的に大変だ。乗りこなすのが難しいけど、だからこそ見ごたえがあるんだ」
・チームメイトのケイセについて
「僕の最後の6日間レースは7年前のヘントだった。長い時間が経ったね。エキサイトしているし、最高のパートナーがいる。今は明日に期待している。チームメイトで友人である彼と一緒に走ることに意味があるんだ。いい結果を目指してベストを尽くすよ」