気象庁は11月12日、御嶽山の火山観測用として監視カメラなどを臨時設置することを発表した。これによって御嶽山の火山活動の動向を探る。
これまでは南東側に設置された1か所の監視カメラだけで観測が行われていたが、新たなカメラは、御嶽山の北西約16Km地点の鈴蘭高原(岐阜県高山市)に11月中旬から設置される。カメラのモデルや仕様は公開されていないが、16km遠方への設置ということで望遠カメラだと思われる。
気象庁は同時に衛星観測による地殻変動などを観測する装置(GNSS)を12月末に設置することも発表しており、御嶽山の観測態勢を強化している。
《宮崎崇@RBBTODAY》
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