「軽量・コンパクト・高性能」ヤマハが電動アシスト自転車の次世代ドライブユニットを開発 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「軽量・コンパクト・高性能」ヤマハが電動アシスト自転車の次世代ドライブユニットを開発

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“GREEN CORE”思想に基づいた次世代ドライブユニット
  • “GREEN CORE”思想に基づいた次世代ドライブユニット
  • ドライブユニットの小型化・軽量化(現行モデルとの比較)
  • “GREEN CORE”思想に基づいた次世代ドライブユニット
  • “GREEN CORE”思想に基づいた次世代ドライブユニット
  • ヤマハ発動機、新開発した電動自転車の次世代ドライブユニットを発表
  • ヤマハ発動機、新開発した電動自転車の次世代ドライブユニットを発表
  • ヤマハ発動機、新開発した電動自転車の次世代ドライブユニットを発表
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ヤマハ発動機株式会社は、「軽量・コンパクト・高性能」による走りの楽しさと環境性能を高次元で具現化するスマートパワー・ドライブユニットコンセプト“GREEN CORE(グリーンコア)”に基づいた次世代の電動アシスト自転車用ドライブユニットを開発した。

このドライブユニットは、チェーン合力式ユニットの中で小型最軽量クラスを達成しながら、レアアースなどの使用量を大幅に削減し、現行ユニットと同等の最大出力を発揮する。重量(ドライブユニット単体)は3.4kg、電動機形式(定格出力)はブラシレスDCモーター(240W)、最大トルクは100N・m。

GREEN CORE”思想に基づいた次世代ドライブユニットの特長は、(1)小型・軽量:容積を約16%削減、重量を約20%軽量化、(2)低重心設計:重心を12mm下げた新設計構造、(3)高性能出力:現行ドライブユニットと同等の100N・mの最大トルクを発揮、(4)環境性能:レアアース35%、アルミ28%、銅線40%使用量削減となっている。

軽量アルミフレームに搭載することで車両の重量をさらに低減し、ドライブユニットの低重心設計と相まって自転車の取り扱いやすさやデザイン性を向上させることが可能となる。

またギアポジションに合わせてきめ細やかな制御を実現するヤマハ独自の機構「S.P.E.C.」やトリプルセンサーシステムなど、パワフルで自然なアシスト性能を実現する機能はそのまま継承されている。

ヤマハは今後、このドライブユニットを「ナチュラ」シリーズをはじめとするPAS 2015年主要モデルより順次搭載していくほか、国内の電動アシスト自転車メーカーへも供給する。なお、“GREEN CORE”思想は、今後の新たなドライブユニットの展開においても継承されていく。
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