ニューヨーク・ジャイアンツは、現地11月3日の試合でコーナーバックのプリンス・アムカマラが負傷、上腕二頭筋を断裂し今シーズンの復帰は絶望的だと認めた。
アムカマラは2011年のドラフトで指名され入団。ジャイアンツ生え抜きのコーナーバックとして、敵のパスプレイを防いできた。もともとは高校有数のランニングバックとして有名だったアムカマラだが、大学時代のコーチに適性を見出されディフェンスバックに転身する。
すぐに頭角を現し、輝かしい受賞歴を引っ提げNFLの世界に入った。
ジャイアンツ守りの要に成長したアムカマラの負傷欠場に、ファンは早くも今シーズンの終戦を覚悟している。
「アムカマラ王子、残念…」
「もう何も期待できない。クロマティはいつもタッチダウン取られるイメージ」
「こりゃチームもシーズン終了しそう…」
「今まで以上にパス守備が崩壊します」
一瞬の判断ミスがビッグプレーに繋がってしまうディフェンスバック。ジャイアンツは今季、元シーホークスのサーモンド、元ブロンコスのクロマティを加え、ディフェンスの層の厚さを強調してきた。
しかし怪我人が続出し、早くも崩壊し始めている。
《岩藤健》
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