阪神タイガースに所属する新井貴浩が、球団から来季に向けた契約交渉で大幅な減俸を提示されているとの報道がなされた。
新井の今季年俸は2億円(推定)。1億円を超える選手の場合、減俸額は最大でも40%までとされているが、これを大幅に超え来季は8000万円程度の条件が提示されたと見られる。
減俸額に対する取り決めは球団側への罰則規定がなく、チームと選手の話し合いで合意が得られれば不問とされる。だが、既定を超えた大幅減俸は事実上の戦力外通告でもあり、この条件が嫌なら退団しても構わないとの意思表示とみられる。
このニュースにネットの反応は、
「仮に8千万の提示を蹴って退団したとして、これ以上の条件を出す球団はある…?」
「成瀬の人的補償でロッテ新井誕生もありうる」
「カープに戻れ!」
「出ていっちゃったらさみしいけど代打としての成績はそうでもないしなぁ…」
「1億円ダウンはえぐいけど、今まで2億も貰ってあの成績じゃ…」
両者は週明けにも再度交渉する見込みだが、新井が大幅減俸を拒否した場合は自由契約選手として、他球団への移籍を模索する道がある。しかし、37歳という年齢や、近年の成績を考えると、8000万円より上の条件を提示する球団が現れるかは不透明。
新井には厳しいオフとなった。
《岩藤健》
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