アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)は、10月22日に発表された2015年ツール・ド・フランスのコースについて「過去数年より厳しい」と第一印象を語っている。
2007年、2009年ツールで総合優勝しているコンタドールは、2015年はジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスのダブルツール制覇を狙うと宣言している。チームを通じ、2015年ツールのコースの印象について次のように語った。
「第1ステージから好調でなければいけない。短距離のタイムトライアル(TT)だけど、タイム差はつくだろう。2つの上りゴール(第3ステージのユイの壁、第8ステージのミュール・ド・ブルターニュ)でも強くなければいけない。短いけれど、長い上りよりも大きなタイム差がつくこともある。第4ステージの石畳も重要だ。どれくらい難しいか下見しないといけない」
「序盤戦最後のチームTTは、クラッシュや病気でチームメイトを失わないことが重要だ。2人いないのと全員いるのでは、違うからね。序盤戦のカギはタイムロスしないことだよ」
「ピレネーの頂上ゴールはとても重要だ。マンド(第14ステージ)のゴールもね。よく知っているけど、短くてもこの上りではタイム差がつくんだ」
「2015年は回復が重要だ。特に最終週のアルプスに向けてね。リードを守らなければいけない場合は、とても難しいだろう。全体的に、いい状態でスタートし、フレッシュな状態を保ち、最後まできちんと回復しなければいけないツールだ」
「このツールは好きだよ。過去数年よりも厳しいし、ジロ・デ・イタリアからうまく回復しなければなならない。でも、僕は完璧に準備するよ」
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