セントルイス・カージナルスが本拠地にロサンゼルス・ドジャースを迎え、ナショナル・リーグ地区シリーズ第4戦を行い、3-2で勝利した。この結果、対戦成績3勝1敗でカージナルスが4年連続、13回目のリーグ・チャンピオンシップ進出を決めた。
まるで第1戦の再現を見ているかのような試合だった。
中3日で緊急登板したカーショーは、第1戦の悔しさを晴らすかのような快投。6回まで1安打9奪三振とカージナルス打線に付け入る隙を与えない。打線は6回表に2点を先制し、今日こそは行けると誰もが思った。
しかし波乱は今回も7回に待っていた。
カーショーは連打でランナーを2人背負い、迎えるバッターは5番アダムス。初球は高めのストレートでストライクを取る。続く2球目は最も自信のあるカーブ。これが高めに浮き打ちごろのコースへ。
思い切り振り抜いたアダムスの打球は逆転のスリーランホームラン。
その後ドジャースは逆転することができず、またもカーショー打たれドジャースは敗れた。
憎らしいほどポストシーズンに強いカージナルス。もうカージナルスは見飽きたよと言うファンもいるが、それだけ毎年安定しているということだろう。
「4年連続リーグチャンピオンシップ進出って、すごすぎる」
「勝ち進める秘密を知りたい」
「いくらなんでもお腹いっぱい」
「カージナルスが資金目一杯使って勝ってるチームなら思いっきり罵倒できるのにな」
「またカージナルスか」
「常勝チームとは彼らのことを言うんだろう」
一足先に勝ち上がりを決めたカージナルスは、ナショナルズ対ジャイアンツの勝者と、4年連続13回目のリーグチャンピオンシップシリーズを戦う。
《岩藤健》
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