ナショナル・リーグ西地区の首位ドジャースは、本拠地で2位サンフランシスコ・ジャイアンツとの直接対決を制し、2年連続地区優勝を決めた。
6月8日時点では首位ジャイアンツに9.5ゲーム差をつけられていたものの、そこから猛烈な追い上げで巻き返しわずか21日で追いつくと、最後は2年連続90勝に到達する圧倒的な強さで振り切った。
この日はエースのクレイトン・カーショウが先発。8回を投げ8安打、無四球、11奪三振、1失点。先制を許した後の5回には自らタイムリースリーベースも放ち、投打でチームを牽引した。
今年から投手史上最高となる7年総額2億1500万ドルで契約延長したカーショウだが、3月の末に肩甲骨付近の張りを訴え故障者リスト入りしていた。
それでも5月に復帰するとメジャー最強左腕として圧巻のピッチングを続け、ジャイアンツ戦の勝ち星を合わせ今季ここまで21勝(3敗)。防御率も1点台を守り3度目のサイ・ヤング賞は確実と見られる。
この活躍にはファンも、ただただ驚くばかりだ。
「あのゲーム差はカーショウ無しではひっくり返らんかったやろな」
「ドジャース地区優勝か!つかカーショウやばすぎ」
「カーショウ離脱してたのに成績凄すぎ」
アメリカン・リーグ西地区では、同じロサンゼルスに本拠地を置くエンゼルスが優勝を決めており、今年はワールドシリーズでのロサンゼルス決戦にも期待が高まる。
《岩藤健》
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