ドジャースとカージナルスの地区シリーズ第2戦は、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、ドジャースが3-2でカージナルスを破り対戦成績を1勝1敗に戻した。
前日はドジャースがカーショー、カージナルスがウェインライトの両エース対決。投手戦も予想されたが、まさかの乱打戦となり最後はカージナルスが逃げ切った。
第2戦の先発はドジャースがグレインキー、カージナルスがリン。ドジャースとしては二枚看板での連敗だけは絶対に避けたい。
試合はドジャースが3回に2点を先制し優位に進める。グレインキーはカージナルス打線を7回まで無得点に抑える。8回もマウンドへ上がったグレインキーだったが、ここでカージナルスが左の代打を送ると、ドジャースのベンチが動いた。
カーショーを続投させ逆転負けした前日の記憶があったのだろう。左打者が3人続くところでピッチャーは左腕のハウエルに交代した。しかしハウエルはランナーを許し、カーペンターのツーランホームランで同点に追いつかれる。
1アウトも取れずハウエルは降板となったが、投手交代に再び監督が現れると、満員のスタンドからは地元ファンのブーイングが聞かれた。
試合は同点に追いつかれた8回の裏にケンプが勝ち越しのソロホームラン。ドジャースが1点差を守り抜き勝利した。
終盤また嫌な流れになったところから主砲の一発での勝利。ファンも良かったと胸をなで下ろしている。
「グリンキー投手でも負けると完全にやばかった」
「ドジャースは勝ったが、つくづく「勝負強さ」と縁遠い人たち」
「きょうはドジャース勝ったな~。ちょっと、ドキドキしたけど…」
前日の信じられない負け方に3連敗なら監督解任を求める声も出ていただけに、これで一安心といったところか。
《岩藤健》
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