アメリカン・リーグ地区シリーズ2回戦が行われ、デトロイト・タイガースとボルティモア・オリオールズが対戦した。試合はオリオールズが終盤に逆転し7-6で勝って2連勝。リーグ優勝決定シリーズ進出に王手を掛けた。
1戦目は終盤まで競った展開を続けながら、救援陣が総崩れしてスター軍団の弱点を露呈したタイガース。2戦目もやはりリリーフ陣が打たれた。
オリオールズ先発は2011年まで日本の中日ドラゴンズに在籍したチェン・ウェイン。タイガース打線は初戦の鬱憤を晴らすような猛攻で4回に5連打を含む6安打。3回2/3を投げ7安打5失点の内容で降板した。
オリオールズは終盤8回まで3-6とリードされていたが、勝利の継投に入ったタイガースから3番手・チェンバレン、4番手・ソリアーを攻略し、満塁のチャンスにヤングが走者一掃のタイムリーツーベースヒットで逆転した。
ネットではチェンに負けがつかなかったことを喜ぶファン、タイガース救援陣の脆さを心配するファンが、深夜・早朝にもかかわらず多くの声を寄せている。
「あんだけすごい先発陣がいながら短期決戦に勝てないとは」
「オリオールズの爆発力すごい」
「オリオールズが強いっていうか、タイガースのブルペンが…」
「オリオールズ今日も勝ってる…! でもチェンが滅多打ちされたようで」
両チームは中1日の移動日を挟み、タイガースの地元デトロイトで第3戦を戦う。
《岩藤健》
page top