アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)が、2014年UCIワールドツアー最終戦となるツアー・オブ・北京(10月10~14日)の参戦を撤回することを10月6日にチームを通じ発表した。
バルベルデは10月5日のジロ・ディ・ロンバルディアで2位に入り、UCIワールドツアー個人ランキング首位をアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)から奪還した。
しかし、その直前に娘が誕生したばかりで、ロンバルディア出場のために地元スペイン・ムルシアからイタリアへ渡ったのも前日の夕方だった。こうした家庭の事情を考慮して、中国への遠征を中止することになった。
また、ランキング首位を争っていたコンタドールもケガを理由に北京欠場を表明。この結果、バルベルデは2014年シーズンの首位を確定し、北京でポイントを稼ぐ必要がなくなったことも理由に挙げられている。
ツアー・オブ・北京には、代わってエロス・カペッキが参戦する。その他のモビスターのメンバーは、2013年大会総合優勝のベナト・インサウスティをはじめ、ヤーシャ・スターリン、ジョバンニ・ビスコンティ、ダイヤー・キンタナ、パブロ・ラストラス、エンリケ・サンス、ヘスス・エラダ。計8人のチームでタイトル防衛に挑む。
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