【LONDON STROLL】バッキンガム宮殿近くの在英国日本国大使館は文化の発信地 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【LONDON STROLL】バッキンガム宮殿近くの在英国日本国大使館は文化の発信地

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先日ロンドンのバッキンガム宮殿の近くにある在英国日本国大使館に行ってきた。

多くの日本人は、在英国日本国大使館に滅多に行く事はないだろう。基本日々の生活では行く用事はさほどなく、ロンドンに移住した際の在留届けの手続きや、パスポートの書き換えに行くといった事ぐらい。私の場合これらの用事以外で、ごく希に天皇陛下の誕生日のお祝い会と言ったイベントなどを含め、在英国日本国大使館を訪れたことの方が多い。

在英国日本国大使館は日本文化活動・芸術活動を行っている。

その活動の一環で、在英国日本国大使館内のスペースでレクチャーや作品の展示などが行われている。私が観に行った企画展だけでも2014年で2つもある。

ひとつは「超日本 ~J Blow~ 2014」は在英国日本国大使館が、山本寛斎事務所とロンドン芸術大学セントラルセントマーチンズと共催し、「IFS (インターナショナル・ファッション・ショーケース」に参加した日本の企画展。IFSとはブリティッシュ・カウンシル及びロンドン・ファッション・カウンシルが主催する、世界の若手デザイナーのコレクションを紹介するファッションイベント。日本国大使館にて日本及び英国在住の6名の日本人若手デザイナーの作品の展示や講演会が行われ、 それぞれの個性的なファッションを通じて日本の「大胆な創造性」が紹介されていた。

そして先日の企画展は、LONDON DESIGN FESTIVAL期間中に開催されている「FOUND IN TRANSLATION」。もちろん日本人による企画展であり、日本国大使館協力の下、建築、グラフィック、プロダクト、マーケティング、科学工学といった様々な専門性を持つ若きクリエーターの卵達総勢27名が集い、「気づき」をテーマにした作品が発表されていた。

日本人の私たちには普段なかなか気づかない事や、あまりにも当たり前すぎて忘れがちな価値観を、日本人以外の方々から収集した情報を元に、若き彼らの発想から制作された作品が並んだこの企画展は、海外ならではの視点で面白い。

これらの企画展には在英国日本国大使館で行われた事もあり、多くの日本人が来客し大いに賑わいを見せている。 在英国日本国大使館には今後も継続的にこのような企画展を支援し、日本人以外の人々にどんどんアピールしていってほしい。
《Takaharu Osako》

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