2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、8月25日の第3ステージは残り25kmで単独で逃げていたルイス・マス(カハルラル)が集団に捕まり、終盤の争いへと向かっていった。
残り12kmでアダム・ハンセン(ロット・ベリソル)がアタックするが、残り8kmで吸収され、その後は各チームが激しい主導権争いを繰り広げる。
最後の上り坂に入るとカチューシャが積極的に動き、そこからジャンパオロ・カルーゾがアタック。しかし、ゴール手前でダニエル・マーティン(ガーミン・シャープ)とマイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ)がカルーゾをとらえる。2人のスプリント争いはマシューズが制し、昨年の2勝に続くブエルタ通算ステージ3勝目を獲得した。同タイムで2位はマーティン、3位はホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)。
マシューズはボーナスタイム10秒を獲得したことで、総合首位のマイヨロホも奪取。今年のジロ・デ・イタリアのマリアローザに続く、グランツールのリーダージャージ獲得となった。4秒差で総合2位はナイロ・キンタナ、11秒差の3位はマイヨロホを失ったアレハンドロ・バルベルデとモビスター勢が続いている。
ポイント賞は、ナセル・ブアニ(FDJ)がキープ。最後まで逃げたマスが山岳賞、複合賞、敢闘賞と3つの賞を獲得した。
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