【ロンドン・サリークラシック14】地元イギリスのブライスがロンドン五輪記念レースを制す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ロンドン・サリークラシック14】地元イギリスのブライスがロンドン五輪記念レースを制す

スポーツ 短信
2014年ロンドン・サリークラシック
  • 2014年ロンドン・サリークラシック
  • 2014年ロンドン・サリークラシック、アダム・ブライス(NFTO)が優勝
  • 2014年ロンドン・サリークラシック、アダム・ブライス(NFTO)が優勝
  • 2014年ロンドン・サリークラシック、アダム・ブライス(NFTO)が優勝
  • 2014年ロンドン・サリークラシック、アダム・ブライス(NFTO)が優勝
  • 2014年ロンドン・サリークラシック、ブラッドリー・ウィギンス(チームスカイ)
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イギリスのワンデーレース、ロンドン・サリークラシック(UCIヨーロッパツアー1.HC)が2014年8月10日に行われた。

このレースは、2012年ロンドン五輪の記念イベントとして昨2013年から行われている自転車イベント「プルデンシャル・ロンドンライド」の一環として開催。他に、ハンドサイクルレース、女子レース、2万人以上が参加したフリーライドイベントなども併催された。

コースは、クイーンエリザベス・オリンピックパークからバッキンガム宮殿前のザ・マルまでの193km。2012年ロンドン五輪・自転車ロードレースと同じものを使用し、ブラドリー・ウィギンス(チームスカイ)、フィリップ・ジルベール(BMCレーシング)などのスター選手も出場した。

雨の中スタートしたレースは、13km地点で6人の逃げができるが、ウィギンス、イアン・スタナードらのチームスカイ勢がメイン集団をコントロールし、中盤に吸収する。

徐々に天候が回復する中、残り70kmで集団から新たにジルベールがアタック。ベン・スウィフト(チームスカイ)ら10人がこれに追いつき、再び11人の先頭集団が形成される。メイン集団ではキャノンデールが追走を開始するが、その差はなかなか縮まらない。

先頭11人ではジルベールが再三アタックを仕掛け、最後はジルベール、スウィフト、ジュリアン・アラフィリップ(オメガファルマ・クイックステップ)、クリスチャン・コレン(キャノンデール)、アダム・ブライス(NFTO)の5人の勝負に絞られる。

ゴール前の小集団スプリントはコレンが最初に仕掛けるが、残り50mでブライスがとらえ、強豪選手たちを抑えて優勝を勝ち取った。2位はスウィフト。ブライスとスウィフトは同じイギリス・シェフィールド出身で、7歳のころからの幼馴染である。3位はアラフィリップが続いた。

ブライスは「世界選手権などを勝ったわけじゃないけど、イギリス人選手にとってこれは大きなレースだ。特に女王陛下の宮殿の前だからね。彼女が見ていることを願うよ。ラスト1kmで僕のタンクにはまだエネルギーが残っていた。すべてを出し切りたかったんだ」と母国での勝利を喜んでいた。
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