米航空宇宙局(NASA)は7月29日、スペースシャトルに2回搭乗したマイク・マッシミノ宇宙飛行士が退職し、今後はコロンビア大学の常勤講師として活動すると発表した。
マッシミノ宇宙飛行士は1962年8月19日生まれの51歳。96年のNASA入社後、2002年のSTS-109ミッションと09年のSTS-125ミッションに参加。両ミッションではハッブル宇宙望遠鏡のメンテナンスを担当した。宇宙滞在時間は570時間(30時間の船外活動を含む)。
ジョンソン宇宙センターのベンケン・宇宙飛行士室長は「マイクの技術的知見は(彼が担当した)多くの任務で大いに役立った」と称賛し、「キャリアを歩み出した学生の夢とイノベーションを育てようとする彼の新しい任務が成功することを祈っている」とエールを送った。
NASA、スペースシャトル2回搭乗の宇宙飛行士退職を発表…今後はコロンビア大学へ
《日下部みずき@レスポンス》