【礒崎遼太郎の農輪考】自らで作り、食べる喜びを深く知る | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【礒崎遼太郎の農輪考】自らで作り、食べる喜びを深く知る

オピニオン コラム
【礒崎遼太郎の農輪考】自らで作り、食べる喜びを深く知る
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梅雨が終わって夏が始まると、トマトや茄子、ピーマンといった夏野菜の季節になる。

今年の梅雨は、雨がすくなかったせいか、あんまり生育が良くないそうだが。それでも、自分で作った野菜を自分で収穫して自分たちで料理して、食べる喜びには、何ものにも代え難いものがあると思う。

一切の化学肥料を使わずに、農薬もかけずに作った野菜は、自然の天候条件に100パーセント左右される。筆者が5月に種を蒔いた人参。非常に小さくて貧弱な姿だったのが、6月に入り、雨が降る毎に大きくなってきた。雑草を抜いてやると、より一層大きくなるのが、なんとも言えず愛らしい。

すべての植物に感情がある。野菜をスーパーで買える商品としてしか見ていなかったときには、気づけなかった大切なことが、自然農法の実践を通して理解できるようになる。

自然と向き合う農業を通して、もう一度、自分の人生に新しい意味を与えていく。そこにきっと本当の意味での、豊かな人生のヒントがあるように思う。
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