第5ステージ、昨年の覇者でありエースのクリストファー・フルームがリタイアしたことにより、チームスカイはリッチー・ポートを新たなエースに指名した。
チームスカイの公式サイトを通じ、チーム代表のデイブ・ブレイルスフォードは「クリスとチームにとって、非常に残念だ。我々はクリスを信頼していたし、もう一度このレースを勝てると信じていた。彼の勇気はすばらしかったが、クラッシュの影響は大きく、リタイアする以外になかった」とフルームの戦線離脱を悔しがった。
さらに、今後のチームの戦い方については「つまずいたときは、立ち直って、柔軟に考える必要がある。目標を修正して、再び進み出すんだ。我々のバックアッププランはリッチー・ポートだ。彼は優秀な選手だし、これからチームのエースとなる。彼はいいタイミングで調子を上げているし、彼の上り調子を考えると、今後エキサイティングな2週間半が待っているだろう」と自信をみせた。
「彼はチームから全面的なサポートを受ける。ひとりの不運は、もうひとりのチャンスだ。そして変わり行く状況に対応することは、スポーツの一部なんだ」とポートをエースとすることに、大きな期待を寄せる。
ポートは大波乱の石畳ステージを終え、マイヨジョーヌのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)から1分54秒差の総合8位につけている。
《》
page top