【ツール・ド・フランス14】落車続出の石畳は文字通りの地獄コース | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】落車続出の石畳は文字通りの地獄コース

スポーツ 短信
こんな道を合計13kmも走るのだから地獄ですね
  • こんな道を合計13kmも走るのだから地獄ですね
  • 総合リーダーのニーバリは区間3位で首位を守った
  • 新城幸也も無事にゴールへ
  • 地獄の入り口。最後から2つ目のいちばん長い3.7kmのパベ区間
  • 車などの走行で道の両側がへこんでいます
  • だいたい正方形です
  • 100円玉を置いてみました
  • 石畳を外れると水たまり
ツール・ド・フランス第5ステージは今大会唯一のパベと呼ばれる石畳を走るコースだ。過去のツールでもパベがコースに取り込まれたことがあり、選手たちを苦しめた。

そのパベで今大会でも総合2連覇のかかっていた英国のクリストファー・フルーム(スカイ)が落車。同じ英国のマーク・カベンディッシュ(オメガファルマ・クイックステップ)も初日にやはり落車でリタイアしており、英国リーズで開幕を迎えたツールだが英国人にとっては悲劇が続いている。

パベは実際に見てみると「本当にここをロードバイクで走るの?」と思わずにはいられないほど、悪路としかいいようがない。クラシックレースのパリ~ルーベはやはりパベを走るのがレースの魅力だが『北の地獄』と呼ばれている。ぴったりの形容だ。

しかも今回は雨だ。テレビで観戦するぶんにはいつも以上に過酷で迫力のあるレースを楽しめるだろうが、選手にとって今大会でここ以上に辛いステージはないのではないだろうか。悪天候によりパベの2区間を迂回するコースに変更されたが、地獄であることに変わりはなかったようだ。
《五味渕秀行》

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