ツール・ド・スイス第8ステージが6月21日、ドレモンからベルビエまでの219.1kmで争われ、残り2.5kmで若手コロンビア人のエステバン・チャベス(オリカ・グリーンエッジ)がアタック。そのまま逃げ切ってステージ優勝を飾った。
この日のコースは、超級山岳ベルビエの山頂を越えたところでゴールする厳しい山岳ステージ。序盤から8選手が逃げ、集団からは目立った動きはないまま、最後の超級山岳に突入する。
残り4kmで逃げ集団がすべて吸収された後も総合成績の上位陣がけん制を続ける中、残り2.5kmでチャベスがアタック。そのまま逃げ切った。2位はバウケ・モレマ(ベルキン)、3位にはロマン・クロイツィゲル(ティンコフ・サクソ)がそれぞれ3秒差で続いた。
5月のツアー・オブ・カリフォルニアでも山岳ステージを制したチャベスは、「山岳では調子がよかった。すごく暑かったけど、僕は慣れているんだ。絶好のアタックの瞬間を待っていた。この勝利は本当にうれしいよ」と喜びを表していた。
首位のトニー・マルティンはトップから17秒遅れの集団の中でステージ7位でゴールし、最終ステージを残して総合首位の座を守っている。
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