韓国のツール・ド・コリア初日にボレが優勝、総合成績でも首位に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

韓国のツール・ド・コリア初日にボレが優勝、総合成績でも首位に

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ツール・ド・コリア第1ステージでボレが優勝
  • ツール・ド・コリア第1ステージでボレが優勝
韓国最大のステージレース、ツール・ド・コリアが6月8日に開幕し、大会初日の第1ステージでビーニファンティーニNIPPOデローザのグレッガ・ボレ(スロベニア)が集団ゴールスプリントを制して優勝。同時に個人総合成績でも首位に立ち、黄色のリーダージャージを獲得した。

全7ステージ、総走行距離1295kmで争われる2014年のツール・ド・コリア。第1ステージはハナンからチュンジュまでの137.2kmで開催され、ボレが「コースプロフィールからは想像できない厳しい展開になった」と振り返るとおり、中盤まで激しいアタック合戦が続き、メイン集団は大きく2つに分断された。

64名に絞られたメイン集団はゴールスプリントの展開となり、そこからアレッサンドロ・マラグーティ(イタリア)の完璧なリードアウトで、ラスト200mでボレがスプリントを開始。ボレが見事に先頭でゴールラインを越えて、ステージ優勝を挙げた。また個人総合成績でも2位に4秒差で首位に立ち、今大会で初めてイエロージャージに袖を通した。ボレはこの勝利がシーズン3勝目。

「チームメイト全員に感謝している。いつだって最初のステージで勝利し、リーダージャージを獲得するのは素晴らしいこと」とボレ。
「韓国に来るのは初めてになるが、とてもうれしく思っている。2日前にヨーロッパから韓国に到着し、2週間前は日本のツアー・オブ・ジャパンを走った。短い期間に何度もタイムゾーンを移動しているので、まだ時差は抜けていないんだけどね」

「前半から大人数の逃げに小石祐馬らを中心に反応。自分もこのレースの特性から前々で動くが、体調が優れないこともあり動きが鈍かった。結果グルペットでのゴールになったが、先頭でエースのグレッガが優勝。リーダージャージも獲得した」とチームメートの秋丸湧哉。
「今日の自分の動きは鈍かった がこれが実力。明日はリーダーチームとして200kmのレースに挑む。厳しいレースになるが、今日もがいたので、明日はより働けるだろう。チーム一丸で頑張ります」
《編集部》

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