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グーグル、自動運転車を自社開発…ハンドルやペダルは未装備

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グーグルが自社開発した自動運転車のプロトタイプ車
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グーグル(Google)の米国本社は5月27日、自社開発した自動運転車(ロボットカー)のプロトタイプ車を発表した。

グーグルは、交通事故による死者をゼロにする目標を掲げ、自動運転車の開発を進めている。これまで、トヨタ『プリウス』、アウディ『TT』などをベースにしたテスト車両を製作。開発テストに取り組んできた。

今回、グーグルが発表した自動運転車のプロトタイプ車は、他社の自動車がベースではなく、自社で開発したという点が特徴。コンパクトなシティコミューター風のデザインに仕上げられた。

2シーターの室内は、従来の自動車の概念を覆すもの。例えば、乗員の前にステアリングホイール(ハンドル)はなく、アクセルとブレーキペダルも未装備。発進と停止のボタンがあるだけで、ソフトウエアとセンサーによって、車両は完全に自動制御される。

現時点では、最高速は40km/hに制限されるが、グーグルはおよそ100台のプロトタイプ車を製造する計画。今夏から、手動制御によるテストを開始し、問題がなければ、数年以内にカリフォルニア州で、公道での自動運転テストを行う方針だ。
《森脇稔@レスポンス》

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