24日間という異例の日程で開催されているジロ・デ・イタリアは、いよいよ5月27日にイタリアアルプスでの山岳コースに突入。総合1位のリゴベルト・ウラン(オメガファルマ・クイックステップ)がコロンビア勢初の総合優勝をねらう。
ウランは総合2位カデル・エバンスに1分03秒差をつけて残り6区間に挑む。スカイチームに所属した2013年は総合2位。コロンビア勢特有の上りの強さに加えて、ロンドン五輪銀メダルで見せた総合力も備える。
コロンビア勢が優勝すればジロ・デ・イタリア史上初。三大大会のブエルタ・ア・エスパーニャでは1987年にルッチョ・エレラが総合優勝している。
《山口和幸》
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