サイクルウェアをアパレルの視点で改革。クランノート和田智裕CEO | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

サイクルウェアをアパレルの視点で改革。クランノート和田智裕CEO

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クランノート展示会
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ピセイなどのサイクルウェアブランドを手がけるクランノート。5月21日、東京・表参道で、展示会を開催した。

自身もライダーだった同社の和田智裕CEOは、欧州のサイクルウェアのデザイン性に着目し、サイクルウェアの輸入/販売を手がける。

「世の中にはまだまだ良い商品があり、知られていないブランドを紹介するというコンセプトで商品を展開しています。セレクトショップのように、ブランドの本社に行ってモノを見て、厳選して紹介するというスタンスです」と話す。

今回、展示会が行われた背景としては「手がけているブランドが合計5ブランドになりまして、見に来てもらえる状況が整いました」と紹介。「そもそもは、私自身がベルギーでレースをしていて、ジャージを仕入れたのが初めです。イタリアのピセイを見つけてあまりにも斬新なデザインに感銘を受けました。その後、商品をそろえていますが、やはりアパレルに特化したいという考えで展開しています」という。

同社が興ってから5年が経過している。和田CEOは「毎年毎年環境が変わります。当初は商品の販売だけで良かったところですが、いまはカスタムオーダーなども展開しています」とし、環境変化への素早い対応、特にアパレル業界のスピード感に適合していく重要性を説く。

女性向け商品にも力を入れる。「女性のところは、これまで一般的な素材に簡単なデザインという印象が拭えないところでした。そこでピセイの方と話しながら、レディース専用のブランド『MYN(マイン)』が生まれました」と振り返った。

主な販路はネットだとしながらも「プロショップの方々は顧客にしっかり向き合っていただけますので、そうした方々にも、商材として活用いただいています。もっと自転車業界を良くしたい、中でもウェアに注力したいということで、販路拡大に取り組んでいます」と今後も積極的に事業展開する意向を示した。
《土屋篤司》

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