ジロ・デ・イタリア第1ステージのチームタイムトライアルで、新城幸也が所属するヨーロッパカーは運悪く終始路面がウエットなコンディションの中で走行し、トップから1分48秒遅れの21位で第1ステージを終えた。
ほぼフラットな21.7kmのチームタイムトライアル。現地時間の18時35分にスタートしたヨーロッパカーだが、滑りやすい路面でコーナーは十分に減速しなければならず、大きなタイムロスを余儀なくされた。前後にスタートしたチームは路面が乾いていたため、タイム差は歴然だった。
「チームタイムトライアルのスタートで1番手を初めて任されて、ちょっと緊張しました」と新城は笑いを見せた。
「運悪くヨーロッパカーのときだけ雨。でも、このとても不利なコンディションにもかかわらず、タイムトライアルのスペシャリストもいないチームなりによく走れた。ほかのチームと同じ条件で走っていれば、1分はタイムが縮まっていたと思う」
それほど自らもチームメートも調子がいいという。
「だからこそ、前半は冷静に(エースの)ピエール・ローランを守りながら静かに様子を見て走りたい」
第1ステージを終え、自分の体調を確認した新城は今後の走りについても語っている。
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