フェルト社の最新技術でフルモデルチェンジを果たした最速エアロロードバイク「AR FRD」が発売された。価格はフレームセットで32万8000円(税抜き)。
「AR FRD」はフォーククラウンとヘッドチューブを一体化。大幅に空気を整流化しつつブレーキング性能の向上をもたらした「Twin Tail Fork」を採用し、リヤブレーキをチェーンステーに移動して空気抵抗を減らした。Fシリーズに対して最大31.1%、初代ARに対して14.7%という圧倒的な空気抵抗値をマークした。
ジオメトリーや成形工法などは一緒だが、フレームにはアルゴス・シマノの選手が使った最新のカーボン「UHC ULTIMATE +TeXtreme」カーボンを採用し、最高度の強度を保ちながらも、さらなる軽さと剛性のバランスを追求した。
また72.5度と78.5度にシートアングルを調節できるシートポストの新機構を採用することで、ロードからタイムトライアルまで一台で幅広いポジションに対応することが可能。
《山口和幸》
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