平成生まれの競輪選手、深谷知広がS級で史上最速優勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

平成生まれの競輪選手、深谷知広がS級で史上最速優勝

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 競輪選手の深谷知広(JPCA・愛知)が11月11日に岐阜県の大垣競輪場で行なわれた第9レースS級予選で1着となった。9月15日のデビューから113日でのS級初優勝は、83年4月にS級が創設されて以降、史上最速の記録になる。これまでの記録は菊地圭尚(JPCA・北海道)の119日。深谷は競技大会でも数々のタイトルを獲得している逸材。

 <深谷選手の主なプロフィール>
 愛知県出身の競輪選手で、師匠はナショナルチームに所属していた金子貴志。金子は深谷の出身校である桜丘高のOBでもある。
 07年8月に行なわれたジュニア世界選手権の1kmタイムトライアルでジュニア日本新記録を達成し、同年に開催された国民体育大会・少年スプリントで優勝。08年4月には、奈良県営競輪場で行われた第28回アジア自転車競技選手権大会のジュニア部門で、個人スプリント、チームスプリント、ケイリンの3種目で優勝した。
 同年5月に96期生として競輪学校に入学し、09年7月にホームバンクである豊橋競輪場でデビューした。その後、次々とタイトルを獲得し、9月15日に行われたA級決勝戦で優勝。デビューからわずか56日でS級特進を決めた。平成生まれの競輪選手としては、初のS級昇格となった。10月に全日本自転車競技選手権の個人スプリントでも優勝している。
《編集部》

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