片山右京(44)がツール・ド・フランスの1区間を走る一般レース、エタップ・デュ・ツールに参戦することを表明。同じ元F1レーサーで、同レースの常連として毎年出場しているアラン・プロスト(52)とともにスタート最前列に並ぶことが予想され、地元フランスのメディアも非常に興味を示している。
大会は7月6日、フランスのピレネー山脈を舞台とした過酷なコースで行われる。
同レースは地上で最も過酷なスポーツと言われるツール・ド・フランスの1区間を使って行われる。それだけにレースは過酷だが、あこがれのレースを実際に走れるものだけに毎年9,000人近くが出場し、その中にはプロ自転車選手や芸能人もいる。
自転車愛好家として知られるプロストはその常連で、200位前後でゴールする実力を持っている。
右京は1月はじめにパリ~ダカールが開催中止になった直後に、同レースへの出場を決意。パリ~ダカールと同じASOが主催するだけに、右京にはポールポジションともいえる1桁台のゼッケンが用意された。
これにより右京とプロストがスタート第1列に並ぶことはほぼ確実。かつてのF1レーサーが自転車レースでマジバトルを展開する。(山口和幸)
《編集部》
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