ツール・ド・フランスでステージ2勝を挙げたカザフスタンのアレクサンドル・ビノクロフ(33=アスタナ)が血液ドーピングでポジティブになったことが7月24日に現地で発表された。同選手は21日に開催された第13ステージの個人タイムトライアルで優勝したが、その際のアンチドーピングコントロールでドーピングの事実が明らかになった。
所属するスイスのアスタナは即日のうちに同選手を出場停止に。同時にツール主催者から通告されるはずの全選手の棄権を受け入れる模様。これによって総合5位アンドレアス・クレーデン(32=ドイツ)、同8位アンドレイ・カシェチキン(27=カザフスタン)がツールから消える。
ツールでは現在の総合1位ミカエル・ラスムッセン(33=デンマーク、ラボバンク)にも薬物使用の疑いがあり、休日となった24日の記者会見でもドーピングに関する質問に終始した。
《編集部》
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