今年の最長距離236.5kmを走ったツール・ド・フランス第3ステージは、この地方特有の南風が吹き、選手にとっては向かい風となった。前日のゴール前で発生した落車によって傷ついた選手もいたことから、後続集団はサイクリングを楽しむようなペース。レース終盤には活性化したものの、平均時速は35.810kmとなった。
最近のツール・ド・フランスにおけるスローペースの記録は、1988年にエニースコーティ~コーク間205.5kmを走ったときの時速35.721km。今回はそれ以来の低速記録となった。
《編集部》
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